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■レーザー治療体験記(1)



以前、恐怖の鼻づまりという記事にも書いたように、

私の左の鼻の穴は詰まりがちだ。

左の鼻の穴の中が曲がって狭くなっているらしいのだが、

こんな状態になったのは、

去年関東に引っ越してきてからだ。

排気ガスなどの影響だろうか。






毎日毎日、点鼻薬をシュッシュして過ごしている。

その点鼻薬もパソコン横に1個、洗面台に1個、ベッドに1個、バッグの中に1個と、

どこにいてもシュッシュできるようにしてあるのだが、

先週の金曜日、あちこちの点鼻薬が残りわずかとなったところでふと思った。










このまま死ぬまで私は、シュッシュ人生なのか?










そんな人生はイヤだ。

なんとかならないものかと思っていると、

最近近くに耳鼻科が開院したことを思い出した。





そこで耳鼻科のホームページを見てみることに。

なにやら、花粉症やアレルギー性鼻炎の治療が専門らしく、

中でもレーザー治療を熱心にやっているらしい。






完全に症状はなくならないが、薬を使用しなくても済むようになるらしい。

おおっ!私のシュッシュ人生もレーザー治療をすればピリオドを打てるのか!

そして、アレルギー症状のレーザー治療の有効率は、

くしゃみ75%、鼻水60%と比べ、

鼻づまりには90%の有効率であると書いてある。

まさに私にピッタリではないか!

そして日帰り治療が出来るらしく、

料金も保険適用となり、鼻片側で3000円ほどでOKらしい。








すごいじゃないか、レーザー治療!!

時代はやっぱりレイザー系だなっ。これで私の鼻人生も、














快適、フォーーッ!


ヽ( ̄▽ ̄*)ノ














そこで例によって、思い立ったが吉日の性格、体当たり人生の私。

早速夕方、その耳鼻科に行ってみた。







新しくできたばかりだけあって、病院内はとても綺麗であった。

そしてやはりレーザー治療に力を入れているだけあって、

待合室のあちこちに、レーザー治療に関する張り紙が貼ってあった。








そんなに待たずに順番がきて、名前を呼ばれて診察室に入った。

診察用の椅子に座る。

この歯医者さんのような椅子に座ると、ちょっと緊張する。








「どうされました?」

声をかける医師は、30代後半くらいの眼鏡をかけた男性である。







「鼻が詰まって、毎日シュッシュです」

緊張のためか、うまく説明できなくて焦る私。







以前行っていた耳鼻科の女の先生なら、

笑って「毎日何シュッシュくらいですか?」くらい言ってくれそうなのだが、

今回の先生は、表情筋がないんちゃうかと思うくらい、

全くの無表情で、私の顔を見つめ、

パソコンで電子カルテに「鼻づまり 点鼻薬」と入力し、

「ちょっと見せてくださいね」と言いながら、そのまま無表情で立ち上がり、

ちょっとと言う割には、ペンチみたいな器具で

遠慮容赦なく私の鼻の穴をカパッと広げて中を覗いた。

さらに、針金みたいな器具で鼻の中を突っ込んだり、

シューッというエアーを入れてまたペンチで広げたりして

やりたい放題やり、覗きたい放題覗き、








「左の鼻の中が曲がって狭くなってますが、

アレルギー性鼻炎ですね。おそらく秋の花粉症ですね。

秋にはブタクサとか雑草に敏感な人が多いです。」


と言いながら、またパソコンにパチパチと入力した。







確か前の病院で、雑草のアレルギー反応はゼロだったはずだと

頭をよぎったが、

何かのアレルギー反応はあるはずだったので、

まぁいいかと、先生の次の言葉を待った。







「ん~~どうしますか。

アレルギーを止める薬を出す方法もありますが、

レーザー治療も当院ではやってます。」










ふふふ....出たな!

その言葉を待ってましたよ、大将!










「まず片側をやって2週間くらい空けて、反対側をします。

治療後1週間くらいは、かえって鼻がよく詰まりますが、

2週間くらいすると落ち着いてきて、

4週間くらいで鼻が通るようになってきます。」


と、淡々と説明。








「そのレーザー治療をやってみたいんですけど、

今日言って、今日できるものなんですか?」


と聞くと、








「後の患者さんが少ない状況だったらすぐ出来ます。

ん~~と、そうですねぇ、今だったら大丈夫です。」









なんとまぁラッキーな私。













レーザー日和、フォーーッ!!


ヽ( ̄▽ ̄*)ノ














とは言うものの、いざ始まるとなると怖くなり、

「怖くないですか?」

と聞いてみた。









すると、振り向きざま、相変わらず無表情で、

「怖くないです。」

と断言する先生。

そして横にいる2人の看護師さんも大きく笑顔でうなずく。








今度は「痛くないですか?」

と聞いてみた。








「手術前に麻酔薬を染み込ませたガーゼを鼻に入れますので、

痛みはほとんどありません。

ただ、鼻の奥の方のガーゼが届かない部分は、

少し痛みがありますが、

小学1,2年生が耐えられる程度ですから大丈夫ですよ。」


と説明。









じゃあ大丈夫かと思ったが、

用心深くなっている私は、隣の看護師さんに、

「本当に痛くないですか?」

と聞いてみた。








「小学生もたくさんやってますから、大丈夫ですよ♪」

と言う。

もう1人の看護師さんも笑顔でうなずいている。









小学生がやってるのなら、大丈夫だなとちょっと安心するも、

念入りに、最後にもう一度聞いてみた。

「怖くないですよね?」

すると、














「怖くないです」
「怖くないです」
「怖くないです」


と、3人同時に斉唱した。


















オッケ~~イ!


自信満々のそのセリフ、


患者の私も安心いたしましたぁ~。


それでは無表情な先生、


早速レーザー治療をやっちゃってください!








今回は、早く鼻づまりを治したい左側を治療することになった。











「それでは手術の準備をしますからね。

待合室でちょっとお待ちください」














えっ?えっ?今何言うた?手術?手術ーーっ!!














かなり動揺しながら待合室でしばらく待っていると、

準備ができましたと呼ばれてまた診察室へ。







※続きは、こちらをクリック

(長すぎて1度にUPできなかった・汗)
by season-maro1 | 2005-10-16 10:44 | 栄えあるオマヌケぴーぷる
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