カテゴリ:栄えあるオマヌケぴーぷる( 77 )

■マダ~~ム!



昨日の午後、テレビにシンデレラストーリーのマダムが登場した。




公務員の家庭で育った彼女は、

新幹線の中で一人の男性に、

「一緒に座ってもいいですか?」と声をかけられる。




彼は世界中を飛び回るコンサルタント会社などを経営している人であった。





一目で見初められ、2回目のデートの時には、

「俺、この人と結婚するから」と彼の友達に紹介される。





そして、結婚。 結婚式はもちろん豪華。





結婚後、超高級ホテル ・ リッツカールトンの

最高級スイートルームで1年暮らす。



その後、現在の超豪華マンションに引っ越してきた。

大阪城を見下ろす素晴らしい景観のマンションは広さ400㎡とか。







食事は全て外食。

リッツカールトン暮らしの頃からの馴染みのレストランに行けば

頼まなくても色々と出してくれるらしい。







マダムは何も作らないんですか?と聞くと、


「お湯くらいは沸かします。」....(ぶほっ。あ、ごめんあそばせ。)








洋服は、全てシャネル。

シャネルしか着ません。

2つの広いウォーキングクローゼット、全部シャネル。

そこらのシャネルのショップよりも品数充実。

しかも、全部新作....(おほほほ。)

それでも入りきらないので、トランクルームに入れている。







毎回、シャネルには500万円ほどのキャッシュを持参してお買い物。

シャネルでは、マダム専用のバイヤーが対応するそう。







年間お洋服代は4000万円。....(よーんせーんまーんえーーーん)


旦那様は何もおっしゃらないんですか?と聞くと、

「俺も昔、1ヶ月で3~4000万円くらい飲み代に使ってたからって言ってました♪」








そして最低一ヶ月に1回は、夫婦で海外旅行。

旦那様は、電話で仕事をしながら旅行しているらしい。


旦那様、それでもいいとおっしゃってるんですか?と聞くと、


「主人は、私が嬉しい顔をしているのを

見るのが大好きなんです♪」
....(んまっ!)








飛行機は必ずファーストクラス。

「俺はファーストクラスじゃないと嫌だって主人が言うんです♪」








宿泊先は、現地で一番高級なホテルの最高級スイート。

「普段広い所に住んでるから、やっぱり広いお部屋がいいですよね♪」








食事は、もちろん全て三ツ星レストラン。

「主人が美味しいものを食べたいって言うんです♪」




































* ̄O ̄) ぽかーーん











お昼にどっちを食べようかと真剣に悩んでいた私の両手には、


チャルメラ と 出前一丁。







「私だって、お湯くらいは沸かします。」 _







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by season-maro1 | 2004-09-22 10:35 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■母からの報告(2)




母からの報告(1)こちらです。



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今朝、母から電話があった。




母 「お母ちゃん、歯ぁー抜いたんで。」




マロ 「へぇ~」




母 「朝、いつもの歯医者に予約の電話したら、

いつもしてくれる院長先生が、今日から旅行に行くって言うんや」






マロ 「そしたらダメやん。他の病院に行ったん?」





母 「 『グラグラしとる歯ぁー抜くだけやん。簡単簡単!

スポッと抜いてから旅行に行って!』 って言うて、抜いてもろた。」






マロ 「.....。」






相変わらず、思い立ったら一直線の女である。 先生、ごめんなさい...。






母からの報告(3)へ





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by season-maro1 | 2004-09-21 10:28 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■尻マッサージ



ここ数日、私は、毎晩夫の尻を揉んでいる。






今月初めくらいから、

夫がお尻と足の裏側が痛いやら、しびれるやら言い始め、

先日ついに病院(いや整体院か?)に行ったら、

予想通り、坐骨神経痛らしい。






「君の尻がそんなにナイーブだとは知らんかった…」






とか言いながら、

夫が病院で教えてもらったストレッチや、自分でできるマッサージ方法を

まずは私にやらせ、ふむふむと理解した後、

夫のストレッチの補助をしたり、尻のマッサージをしている。

しかし一生懸命尻を揉んでいると、今度はこっちの腰が痛くなり、






「私の腰を揉みなさい」






と命令してバトンタッチし、腰を押したりトントンさせていると、夫が、






「尻を揉め」






と命令。 ちくしょー!と心でつぶやきながら、

私はまた夫の尻と向き合い、マッサージする。

しかしまた、だんだんこっちも疲れて面倒くさくなり、






「足ツボを押せ」






と命令して足を差し出して、強制的にツボ押しをさせる。

でも、敵もなかなかのやり手で、軽く足の裏をあしらったら、すぐ






「尻、再開」






などと、ぬかすのであった。

だんだん、マッサージの良し悪しよりも、

どっちがマッサージをされた状態で終了するかの戦いとなる。






昨夜は、負けた。

今晩は、絶対に勝ってやる!と思いながら、

どこか節々で痛いところはないかとチェックしている私であった...。





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by season-maro1 | 2004-09-15 10:07 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■おまぬけマイハート♪2



<お知らせ>

おまぬけマイハート♪を初めてお読みの方は、
先にこちら→ おまぬけマイハート♪1 を是非お読みください♪



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昨日は、あなたの夢が見たくて、一日中写真を見ていたんです....(あなたって誰?)




リュ・シウォン王子....(またかい)




なんて素敵なんでしょう....(奥さーん、また始まりましたで)




なのに夢に出てきたのは....(出てきたのは?)




めざましテレビの大塚さん....(おおっ!司会の大塚さん)




なんでやー!....(昨日の夜、テレビに出てましたね)




ホクロが巨大化してました....(おでこのホクロですね)




なんでシウォンくんが出てこないんでしょう....(でも夢の演出はご自身ですよ)




そっか....(妙に納得しましたね)




あ~~夢で逢いたい....(夢だけでいいんですか)




とりあえずです....(居酒屋のビールみたいですな)




シウォンくんはカワイイ女性が好きらしい....(じゃあ、無理じゃないですか)




え?やっぱり?....(あ、いや、その...)




ううっ....3秒後に泣いてやる!....(そんな、ウソウソ!)




イチ!....(えー!マジで?)




ニイ!....(ちょっと待ってってばーーー!)




サン!....(うわーっ、怖い怖いーーー!)




(*T 0 T)/ ダーーッ!....(4秒後でしたね)




ふんっ....(すねても可愛くないですよ)




なんとかしたい....(じゃあ、何か可愛いエピソードあるんですか?)




ん~~~....(考え中のようです)




OLの時、忘年会で寄せ鍋したんです....(ほぉーほぉー)




鍋に具材を入れたり、取り分けたりしてあげました....(なかなか甲斐甲斐しいですねぇ)




その後、みんなが笑うので何かと思ったら....(何ですか?)




私ずっと菜箸で食べてました....(長いやつで食っとりましたか)




可愛いですか?....(それはただのマヌケです)




OLの時、新年会で焼肉屋に行ったんです....(今度は新年会ですね)




一生懸命焼いてあげたり、取り分けたりしてあげました....(はいはい、いつもの調子ですね)




今度はちゃんと割り箸で食べました....(問題ないじゃないですか)




その後、二次会でスナックに行ったんです....(おっさん連中好きですもんね~)




ホステスさん達が笑うので何かと思ったら....(な、何だったんですか?)




ずーっと焼肉屋の紙のエプロンしたままでした....(よだれかけ状態でしたか)




可愛いですか?....(とことんマヌケですって)




じゃあ、もうダメじゃん....(もう他にないんですか?)




あとは部長を間違って「お父ちゃん」と呼んだことがありますけど....(どてっ)




可愛い女にはなれない....(そうそう、所詮無理なんです)




でも逢いたい....(もし逢えたら何て言うんですか)




アンニョンハセヨ....(こんにちはですね、いい感じですよ~)




イッチョグロ カセヨ....(は?何て言ったんですか)




こちらへどうぞ....(いきなりどこ連れて行くんですか!)




チャル モゴッスムニダ....(今度は何て言ったんですか)




ごちそうさまでした....(シウォンを食ったんかい!!)




あ~~、一生逢えないのかなぁ....(逢えないでしょうなぁ)




ギュッと抱きしめて欲しいなぁ....(夢の中でやってもらいましょ)




夢で逢うことすら夢....(願いはきっと叶いますよ)




うん....(最後はしおらしく締めましたな・笑)





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by season-maro1 | 2004-09-14 09:26 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■母からの報告(1)



母から電話があった。






母 「さっき布団に入ったら、足の指にキーーッ!と激痛が走ったんや」




マロ 「へ? 病気?」




母 「布団めくったら、6センチくらいのムカデが足に食いついてたんや!!」




マロ 「うげっ! それでどうしたん?」




母 「見失ったらいかんから、その場で殴った」




マロ 「殴った? 素手で?」




母 「グーで殴ったわ、グーで」




マロ 「パンチで殺した? 正拳突き?」




母 「こうやこう、ドスドスドス...」




マロ 「電話でこうやと言われても、見えん」




母 「技の名前はわからんけど、グーで連打連打!! ドスドスドス...」




マロ 「ムカデを撲殺した?」








母 「ドスドスドスドスドスドスドス...」








興奮冷めやらぬ母が、電話口で何かをパンチしながら、

わざわざ報告してきたことを、ご報告します。






母からの報告(2)へ






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by season-maro1 | 2004-09-12 01:04 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■おまぬけマイハート♪1


『冬のソナタ』 を見た後、韓国ドラマにすっかりハマッている私は、

『ホテリアー』 ・ 『真実』 ・ 『その陽射が私に』 と続けて見て、

現在、 『美しき日々』 を見ている。








そして、私はリュ・シウォンに完全に心奪われている....(ヨン様は?)




いやん、どうしよう....(だからヨン様は?って)




ずーーっと、叶いもしない幻の恋をしている....(若いですな)




困っちゃったわ....(何で?)




どうしてあんな王子様みたいな人がいるんでしょう....(ドラマの設定です)




4月に来日して、8月のお盆頃にも来日したようだ....(寿司食べたんでしょうな~)




7月末にも極秘来日していたらしい....(よく知ってますね)




4月と8月はファンとの交流会があったようだ....(羨ましいんですね?)




はい....(返事しましたね)




逢ってみたい....(まぁ、ファンだったら生で見たいでしょうね)




逢ったら泣くかもしれない....(乙女ちっくですな~~)




絶対泣くわ....(遠慮せずにどうぞ)




号泣したらどうしよう....(ブサイクでしょうな)




号泣したら、リュ・シウォンが肩を抱いて慰めてくれるかもしれない....(係員が連れ出します)




逢うことが出来るコネのある人っていいな~~....(世の中コネの力は大きいです)




でも、逢えたところで、私には夫がいるの....(そこまで話が飛びますか)




ぐやぢい!!!....(おおっ!)




夫さえいなければ....(夫がいなくても逢えませんよ)




そうなんですか?....(また返事しましたね)




彼は歌手でもあり、CDの歌声も素敵....(声というのはポイント高いですよね)




やがてヘイヘイヘイ!とかにも来るでしょう....(浜ちゃんにしばかれますね)




ついでにウチにも寄ってくれたらいいのに....(旦那様が気の毒ですね)




夫はチェ・ジウに惚れている....(お互い様ですか)




それにしてもチェ・ジウはよく泣く....(涙の女王ですから)




彼女の涙腺は、いったいどうなってるんだ....(知りまへんがな)




昔、夫とよく遊びに行ってた不動の滝というのがあったんですが....(は?)




ある夏の日に行ったら、その滝が枯れてたんです....(はあ)




管理事務所の人に「日照り続きで枯れたんですか?」と聞いたら....(聞いたら?)




「ポンプの故障や」と言われて愕然としました....(作り物だったんですかっ!)




係りの人、蛇口をひねるポーズをしてました....(クセになってるんでしょうね)




きっとチェ・ジウの涙腺にも蛇口があるに違いない....(そこに話が繋がるんですか)




何の話だったかな?....(え?リュ・シウォンが好きなんでしょ)




そうそう、それ....(それって。忘れてたんですか)




話が逸れてる間は冷静でいられる....(んじゃ、普段はどんな感じなんですか)




料理してる間もウルウル....(どうせ玉葱をスライスしてるんでしょ)




みじん切り....(どてっ)




チェ・ジウなんかに負けないくらい涙出します....(何を張り合ってるんですか)




ウルウルから始まって、ツーっと流したり、ポロポロポロまで....(バリエーション豊かですね)




合格ですか?....(は?)




合格ですか?....(ご、合格です)




ありがとうございます....(よかったですね)




何が?....(知らんがな)




1つ嬉しいことがあった....(ほほぉー何ですか?)




実は私....(な、何ですか?)




リュ・シウォンと同じ誕生日....(どてっ)




ものすごく嬉しい。運命を感じる....(全然感じません)




私とリュ・シウォンは同じ日に祝ってもらうのだ....(ずいぶん規模が違うでしょうけどね)




そして一緒にロウソクを吹き消す....(一緒は無理です)




初めての共同作業です....(ケーキ入刀もやるんですか)




ご紹介します....(誰を?)




夫のシウォンです....(もう付き合いきれません)








と、いう訳で、夫のシウォンの姿はこちらです。


また、 『美しき日々』 は、10月2日よりNHK総合テレビで放送スタート(全24話)
毎週土曜日 夜11:10~0:10




おまぬけマイハート♪2へ




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by season-maro1 | 2004-09-06 11:46 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■雑巾提出の思い出♪


これは夏休みの宿題になるのだろうか.....

毎年夏休み明けに、雑巾2枚提出。

全校生徒から提出させた雑巾は、学校の清掃に使われる。

そんな雑巾提出に関するちょっとした思い出のお話。







あれは確か私が中学2年生くらいだった。

夏休みも終わり、2学期の初日の9月1日の朝。準備にバタバタしていると、






「提出する雑巾、カバンの中に入れておいたからーーっ!」






と母に言われ、

雑巾のことなどすっかり忘れていた私は、母に軽く礼を言って家を飛び出した。







学校に着いて、始業式やホームルームがあった後、

学級委員の 「 雑巾を2枚順番に前へ提出してくださ~い! 」 という言葉に

クラスメイトは家から持ってきた雑巾2枚を手に持ち、列を作って提出を始めた。





私も、朝、母が言ってたことを思い出し、

カバンの中から雑巾2枚を取り出して、列に並んだ。





みんな雑巾にするにはもったいないほどフカフカで綺麗なタオルを縫った雑巾を手にしている。

それに比べて、私が手にしている母が作ってくれた雑巾って、ペッチャンコで貧乏くさい。

よく見ると、何かを再利用したものらしく、つぎはぎだらけであった。

a0021882_11251329.gif






なんだこれ?と思いながら、ふっと裏返してみると、
















なんと使わない母のパンツで出来ていた!















しかも、思いっきり


パンツの股の部分が見えている!!

a0021882_11263372.gif










うわぁーーっ!!!



|||||( ̄□ ̄;;|||||










心の中で大絶叫し、冷や汗を噴き出しながら、

あわてて裏返し、誰にも見られないように胸元に密着させた。








どうしたらいいのだ!

私が提出後、後ろの男子生徒がなんやこれ?

と引っくり返したら私の命はどうなるのだ!!


と思いながら、列は前に進み、ついに提出の順番がやってきた。










とっさにガバッと振り返って、


「一緒に置いてあげる!」


と後ろの男子生徒の綺麗な雑巾をひったくり、


ババッと母のパンツ雑巾の上から美しいタオル雑巾をかぶせて隠し、


逃げるように早足で席についたのだった....。








(完)






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by season-maro1 | 2004-09-01 12:10 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■涙の夏休み物語(後編)



< ご案内 >
前編~中編をお読みでない方はこちらからどうぞ♪ → 涙の夏休み物語(前編~中編)




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その後、読書感想文もなんとか書き終え、残すは観覧車を作る工作だけとなった。



工作の観覧車は、一応簡単な作り方の手引書はあったが、

私にはどうやって作ったらいいのか見当もつかず、

手先の器用なに作ってもらうことにした。





高校生になっていた兄は、小学校の工作の宿題というのが懐かしいらしく、

私の 「お兄ちゃん観覧車作ってぇ~♪」 という依頼を快諾してくれた。





どこからか調達してきた割り箸くらいの太さの木片を組み合わせて、2日ほどで作ってくれた。





下に取り付けたハンドルを回すと、

カタカタカタ....と画用紙で作った観覧車のゴンドラが回る仕組みになっている。





女の子らしくピンクの絵の具も塗ってくれ、

とても可愛らしく仕上がり、私は大満足であった♪

私の残された仕事は、この観覧車を壊さず学校に持っていくを探すだけとなった。
 




 
....と、そんな時、離れた部屋から

「できたぞぉ~~~~~っ!!」
 
という声がした。






 
である。







何が出来たのかと思っていると、

「観覧車作ってやったぞ!!」 と誇らしげな笑顔で手招きしている。








いやぁ~~~な予感がしながら、近寄っていくと、

そこには、ごっつい観覧車があった。
 







めちゃくちゃ太い板を釘で打ちつけた観覧車が置いてあり、

色もこげ茶色にペンキで塗られ、その上からニスを塗って光っている。
 







ゴンドラも、茶色の木製で出来ており、

いかにもおっさんの観覧車であった。
 








「ええっ!! でもお兄ちゃんがもう作ってくれたんやけど...」
 
というと、父は 「ふっ....あ~アレか」 と鼻で笑い、






「そんなオモチャみたいなんとコレは違うぞっ。はははぁーーっ」
 
と高笑いをし、 「このハンドル回してみぃ~~~っ!!!」 と命令した。
 
 





私がハンドルを回すと、

なんと観覧車のゴンドラは、ゴォーーーッと高速回転した。






「なっ! すごいやろ~~」
 




 
横で見ていた兄が 「なんか入っとるな...」 と観覧車を覗き込んだ。 すると父が、











「 ベアリングじゃ 」


鼻高々に答えた。
 









なんと父が作った観覧車は、

ベアリング内臓の完璧なるおっさん仕様の観覧車であった。






しかも、他にもあちこち手を加えており、

兄の作ったカタカタカタ....という工作らしい観覧車に比べ、





 
父が作ったのは、

ハンドルを1回転させるうちにゴンドラは3回転する仕組みになっていた。







しかも、ハンドルも軽く、回すたびにゴォーーーーッという音がし、

ゴンドラが吹っ飛ぶ勢いで回転した。






 
小学生の工作の域を完全に越えた観覧車型旋回機であった。
 





とてもそんなものを学校に持っていく勇気などなかった。

「お兄ちゃんのやつ持っていくわ...」 と言うと、






「い~~やっ、コレ持って行け!!」 と言い張る。

しかし、私は兄が作ってくれた可愛い方が断然好きだったので、拒否していると、








「 アホか!

そんなもん持って行ったら、なめられるぞぉ~~!! 」


などと訳のわからぬ理屈をつけてまで怒りまくった。






 
兄も、父が怒りだしたので、

「父ちゃんの作った方を持って行け」 などと言い出し、

母は父の旋回機を袋に入れてしまい、持っていく用意完了とした。










夏休みが終わり9月に入り、絵と工作を持っていく日がやってきた。

夏休み中に作った絵画・工作の発表会の日であった。






ごっつい木で作られた父の作った旋回機が入った袋は、すごく重かった。

肩が抜けそうになりながら、やっとの思いで持って行き、自分の机の上に置いた。







ゴットンという鈍い音が響いたのと、

ほぼ同時に 「なんやそれ!」 という男子の声がする。






「お前のごっついなぁ~~」 と口々に言われる。

そして、一人の男子が、ハンドルに手をかけ、ゆっくり回した。






 
ガラガラガラ....。 ベアリングの音が響く。







「うわ、これハンドル軽っ!」と言いながら、ハンドルを高速回転させた。





 
すると今度はゴォーーーッと、すんごい音と共に

観覧車は高速回転した。







「すっげぇ~~~~」 と男子生徒は感心した。そして、

「お前のお父さん、すごいなぁ~~~」 と言われた。








もうバレバレである。
 






 
そしてついに、絵画・工作の発表会の時間となった。

教室の壁には、全員の 『夏休みの思い出』 の絵画が飾られ、

自分の机の上には、工作の観覧車が展示された。








壁では、夏休み中に行った海水浴の子供らしい絵画の中、

私一人だけ灰色の空にプロ級の漁船の絵という異彩を放ち、


 
机では、青や赤のかわいい観覧車の中、

おっさん仕様の茶光りした観覧車型旋回機が鎮座していた。







それをいろんな先生がメモを取りながら見て回るのだ。







あっという間に、何人もの先生方が、

漁船の絵に釘付けとなり、ニヤニヤし始めた。






 
また観覧車の工作に対しては、どの先生方も生徒の作品をざっと見て回る中、

必ず私の観覧車だけは、興味津々でハンドルに手をかけて回転させ、


教室中に ゴォーーーッ という音が響き、


吹っ飛ぶ勢いで回転するゴンドラに、

先生方も吹っ飛びそうになっていた。








そしてその度に、
小さくなる私がいたのだった.....。 





(完)



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by season-maro1 | 2004-08-30 10:11 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■涙の夏休み物語(中編)



こうして毎年イヤな夏休みであったが、中でも思い出すのは、

たしか小学校4年くらいの夏休みの時であった。





もうすでに、夏休みはあと一週間ほどで終わりにさしかかっていたある日、

私はまだ絵画と工作と読書感想文が出来ていないことをとても気にしていた。





絵画と工作は、テーマが決まっていた。





今年のテーマは、絵画が 『 海の思い出 』

そして工作は 『 観覧車 』であった。





まず絵画である。




 
海の思い出なんていっても、海水浴には行っていなかった。

友達とプールに2回くらい行っただけである。





海に思い出なんてないのだ。




 
困り果てた私が、母に相談すると、

「今から早く海に行って思い出作って描きなさい。」

などと無茶なことを言い出した。
 




あんぐり口を開けていると、とりあえず車で海に連れて行ってやると言う。





今から一人必死に海で泳いで思い出を作り、

それを絵にしなければならない。






とりあえず私は急いで、服の下に水着を着用し、

画用紙と絵の具を持って車に乗った。





しかし、日々の宿題に疲れていた私は、車に揺られながらあっという間に眠ってしまい、

母に起こされ目が覚めた。






「海に着いたよっ!!起きなさい!」






磯の香りとともに目覚めると、

そこは海辺であったが、私が想像していた海ではなかった。








小さな漁港であった!

釣り船がたくさん停泊している。







 
唖然としていると、

「はい、さっさと絵を描きなさい!」 と母が命令した。






「海水浴は?」

「そんなもんする暇ないでしょ。

海ならいいんでしょ。海の思い出でしょ!」







ちっともよくなかったが、言い出すときかない母なので、

しかたなく釣り船を描くことにした。






しかし、船が何隻も並んだ絵なんて難しくて描けない。





 
とりあえず、通常とは逆に背景の空を、水色をべた塗りして描き始めた。

実際は曇り空で、空は灰色であったが、まあよい。
 





しかし、そんな私を許さない者が横にいた。





 
「ありのままを描きなさいっ」

と命令し、水色の上から灰色で空を塗ることを命じた。






その後いつまでたっても空ばかりしか描かない私に業を煮やした母は、









「貸しなさいっ!!」








と言って、私から画用紙と絵の具をふんだくり、漁船を描き始めた。

シャッシャッと細筆で輪郭をとりながら、黙々と漁船を描いている。






暇になった私は、ついでに持ってきた読書感想文用の本を読みながら待っていた。

そして2時間近くたって母が描いた漁船が完成した。






「どれどれ....」 と見に行くと、

そこには、私が描いたべた塗りの灰色の空の下に、



プロ級に写実的な漁船が3隻停泊していた。






しかも漁船の下には、漁船が水面に写った海が細筆で細かく描いてある。






 
「うわぁ~~っ」

という声を出したまま、私が固まっていると、







結構うまいやろ! ( * ̄ ≧ ̄)ハナターカダカ!」

と母が自信満々に言った。




 
そして母はいい仕事をしたっ!という満足感漂う汗をハンカチで拭いた。






完璧にやり通させる!という子供に対する母の目標は

もはや忘れ去られているようであった。

 




私は、自分が描いた空とのギャップに、かなり気持ちが引いたが、

文句を言うと後が怖いし、自分で最初から描き直す気力もなかったので、

とりあえず 「あ、ありがと...」 と礼を言って、家路に着いた...。





涙の夏休み物語(後編)へつづく




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by season-maro1 | 2004-08-28 08:53 | 栄えあるオマヌケぴーぷる

■涙の夏休み物語(前編)


8月も、もうすぐ終わりだ。

子供のいる家庭では、夏休み悲壮モードに突入しているようだ。





私は小学校の頃、夏休みはあまり好きではなかった。

夏休みが近づくと、とても憂鬱になり、

「頼むから、夏場も普段どおり授業をやってぇ~~」

と懇願したくなるほど嬉しくなかった。





理由は、もちろん宿題の莫大さである。





私が通っていた小学校は、小学校なのに教科ごとに教える先生が違っていた。

1学期が終わる頃、国語は国語の先生から、算数は算数の先生から、

宿題が山盛り出された。

どの教科も問題集各1冊と、先生お手製のプリントが重いほど配られるのだ。


 


普通の小学校なら、クラスの担任の先生が、

宿題の全体量を把握し、出す量を調整してくれるのだろうが、

私の小学校は、先生同志の横の連動が出来ておらず、

張り切った先生が競うようにしてたくさん出した。

もちろん、夏休み用に配られる「夏休みのくらし」(他府県は「夏休みの友」)という宿題もしなければならない。






何よりも一番の難点は、

自由研究・絵画・工作・習字・読書感想文の5つはすべて必須だったのだ。



 


そして、1学期の終業式の日に、担任の先生(一応いる)から、

「のびのびと楽しく夏休みを過ごしてらっしゃ~~い♪」

などと言われるたびに、






「自分で言ってることの矛盾をわかってんのかーっ!」

と心の中で叫びまくり、





「あーあ ( ̄_ ̄) =3 というため息ばかりつきながら、ヘロヘロの状態で、

宿題と書道セットと絵の具セットをなわとびで一つにまとめ、でかい小荷物のように家に持ち帰るのだった。

 



********************************************





夏休みが始まると、我が家には異様なほどのハリキリ者がいた。






である。




 

母は毎年、私の夏休みが始まると、

だらけさせない!計画的にさせる!完璧にやり通させる!

という子供に対する自分の目標を高々と掲げて鼻息が荒かった。




 

母は夏休み初日、

休み前にいったん学校に提出した 『夏休みの私の計画』 という一覧表を自分にも提出させ、






「自分で決めたことは、やり通しなさいっ!」

と私がまだ、だらける前から説教した。






さらに

「全科目の宿題の問題集を出しなさい。そのページの隅に、日付を書いていきなさいっ!!

どの問題集もだいたい120ページでしょっ。それを40日で割ったら?」





「3ページ....」





そっ!ねっ! 1日各教科3ページずつやるだけでいいのよっ!

先生はちゃんとできる量を宿題にしてるんだからねっ!」






「でもまだ、プリント夏休みのくらし自由研究工作読書感想文習字もあるよ」






「.....。 ま、計画の立て方はわかったやろっ!.....じゃねっ!」 

と、言いっぱなしで買い物に出かけてしまうのだった。






その後、宿題は午前中の涼しい時間帯にやれ!だの、

家の手伝いもしろ!だの、今日は本を読め!だの、思いつくままに私をコントロールした。

 



 

そして、母に 「今日は習字をやりなさいっ!」 と命令されれば、

私は新聞紙を切ることから始めなければならなかった。






「いきなり半紙に書くなんてもったいないっ!

よぉ~~~く新聞紙で練習してから、半紙に書きなさい!」







鬼書家になり、朝から晩まで半紙大の新聞紙に書かせまくった。

 




そして、1日かけて新聞紙に書きまくり、

腕力・握力とも低下した夜中に半紙に書かせ、

たいして朝と変わり映えのしない私の作品を部屋中に敷き詰めて、

「う~~~ん....( ̄へ ̄) 」 と提出作品を選ぶのであった。

 




また「夏休みのくらし」 (他府県は「夏休みの友」) という宿題付き夏休みガイドブックも、

最初のページから全部実行させた。

 




『下敷きと輪ゴムを使って舟をつくりましょう』 と書いてあれば、
舟を作って池に浮かべて走らせた。


『すいかキャンディーを作ってみましょう』 と書いてあれば、
すいかに割り箸を突き刺して凍らせ、

まっっっずい、スイカキャンディー を作って食べさせたのだった。





 

しかし、算数などの宿題で解らないことがあり、母に聞きに行ったりしても、

「お兄ちゃんに聞きなさいっ!」

と言って逃げた。






しかたなく8歳年上の兄に聞きに行くのだが、私は兄の教え方が嫌いであった。


私が小学生低学年の頃にはすでに高校生であり、教え方が難しいからだ。






すぐxやyを使って説明をするので、小学生の私には、とても難しく思えたのである。







「もう、そのxとyとzって嫌いや。 ○と△と□で説明してよぉ~~」

と頼むと、






「あ~~そうかそうか♪」

と言いながら、紙の一番上に












○=x



△=y



□=z




と書き、







結局また、y=2x+zなどと書いて説明するのであった。





涙の夏休み物語(中編)へつづく




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別サイト・愛するリスの俵太もヨロシクね!
俵太の動画も見てくださいね。

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by season-maro1 | 2004-08-26 07:46 | 栄えあるオマヌケぴーぷる