以前、恐怖の鼻づまりという記事にも書いたように、 私の左の鼻の穴は詰まりがちだ。 左の鼻の穴の中が曲がって狭くなっているらしいのだが、 こんな状態になったのは、 去年関東に引っ越してきてからだ。 排気ガスなどの影響だろうか。 毎日毎日、点鼻薬をシュッシュして過ごしている。 その点鼻薬もパソコン横に1個、洗面台に1個、ベッドに1個、バッグの中に1個と、 どこにいてもシュッシュできるようにしてあるのだが、 先週の金曜日、あちこちの点鼻薬が残りわずかとなったところでふと思った。 このまま死ぬまで私は、シュッシュ人生なのか? そんな人生はイヤだ。 なんとかならないものかと思っていると、 最近近くに耳鼻科が開院したことを思い出した。 そこで耳鼻科のホームページを見てみることに。 なにやら、花粉症やアレルギー性鼻炎の治療が専門らしく、 中でもレーザー治療を熱心にやっているらしい。 完全に症状はなくならないが、薬を使用しなくても済むようになるらしい。 おおっ!私のシュッシュ人生もレーザー治療をすればピリオドを打てるのか! そして、アレルギー症状のレーザー治療の有効率は、 くしゃみ75%、鼻水60%と比べ、 鼻づまりには90%の有効率であると書いてある。 まさに私にピッタリではないか! そして日帰り治療が出来るらしく、 料金も保険適用となり、鼻片側で3000円ほどでOKらしい。 すごいじゃないか、レーザー治療!! 時代はやっぱりレイザー系だなっ。これで私の鼻人生も、 快適、フォーーッ! ヽ( ̄▽ ̄*)ノ そこで例によって、思い立ったが吉日の性格、体当たり人生の私。 早速夕方、その耳鼻科に行ってみた。 新しくできたばかりだけあって、病院内はとても綺麗であった。 そしてやはりレーザー治療に力を入れているだけあって、 待合室のあちこちに、レーザー治療に関する張り紙が貼ってあった。 そんなに待たずに順番がきて、名前を呼ばれて診察室に入った。 診察用の椅子に座る。 この歯医者さんのような椅子に座ると、ちょっと緊張する。 「どうされました?」 声をかける医師は、30代後半くらいの眼鏡をかけた男性である。 「鼻が詰まって、毎日シュッシュです」 緊張のためか、うまく説明できなくて焦る私。 以前行っていた耳鼻科の女の先生なら、 笑って「毎日何シュッシュくらいですか?」くらい言ってくれそうなのだが、 今回の先生は、表情筋がないんちゃうかと思うくらい、 全くの無表情で、私の顔を見つめ、 パソコンで電子カルテに「鼻づまり 点鼻薬」と入力し、 「ちょっと見せてくださいね」と言いながら、そのまま無表情で立ち上がり、 ちょっとと言う割には、ペンチみたいな器具で 遠慮容赦なく私の鼻の穴をカパッと広げて中を覗いた。 さらに、針金みたいな器具で鼻の中を突っ込んだり、 シューッというエアーを入れてまたペンチで広げたりして やりたい放題やり、覗きたい放題覗き、 「左の鼻の中が曲がって狭くなってますが、 アレルギー性鼻炎ですね。おそらく秋の花粉症ですね。 秋にはブタクサとか雑草に敏感な人が多いです。」 と言いながら、またパソコンにパチパチと入力した。 確か前の病院で、雑草のアレルギー反応はゼロだったはずだと 頭をよぎったが、 何かのアレルギー反応はあるはずだったので、 まぁいいかと、先生の次の言葉を待った。 「ん~~どうしますか。 アレルギーを止める薬を出す方法もありますが、 レーザー治療も当院ではやってます。」 ふふふ....出たな! その言葉を待ってましたよ、大将! 「まず片側をやって2週間くらい空けて、反対側をします。 治療後1週間くらいは、かえって鼻がよく詰まりますが、 2週間くらいすると落ち着いてきて、 4週間くらいで鼻が通るようになってきます。」 と、淡々と説明。 「そのレーザー治療をやってみたいんですけど、 今日言って、今日できるものなんですか?」 と聞くと、 「後の患者さんが少ない状況だったらすぐ出来ます。 ん~~と、そうですねぇ、今だったら大丈夫です。」 なんとまぁラッキーな私。 レーザー日和、フォーーッ!! ヽ( ̄▽ ̄*)ノ とは言うものの、いざ始まるとなると怖くなり、 「怖くないですか?」 と聞いてみた。 すると、振り向きざま、相変わらず無表情で、 「怖くないです。」 と断言する先生。 そして横にいる2人の看護師さんも大きく笑顔でうなずく。 今度は「痛くないですか?」 と聞いてみた。 「手術前に麻酔薬を染み込ませたガーゼを鼻に入れますので、 痛みはほとんどありません。 ただ、鼻の奥の方のガーゼが届かない部分は、 少し痛みがありますが、 小学1,2年生が耐えられる程度ですから大丈夫ですよ。」 と説明。 じゃあ大丈夫かと思ったが、 用心深くなっている私は、隣の看護師さんに、 「本当に痛くないですか?」 と聞いてみた。 「小学生もたくさんやってますから、大丈夫ですよ♪」 と言う。 もう1人の看護師さんも笑顔でうなずいている。 小学生がやってるのなら、大丈夫だなとちょっと安心するも、 念入りに、最後にもう一度聞いてみた。 「怖くないですよね?」 すると、 「怖くないです」 「怖くないです」 「怖くないです」 と、3人同時に斉唱した。 オッケ~~イ! 自信満々のそのセリフ、 患者の私も安心いたしましたぁ~。 それでは無表情な先生、 早速レーザー治療をやっちゃってください! 今回は、早く鼻づまりを治したい左側を治療することになった。 「それでは手術の準備をしますからね。 待合室でちょっとお待ちください」 えっ?えっ?今何言うた?手術?手術ーーっ!! かなり動揺しながら待合室でしばらく待っていると、 準備ができましたと呼ばれてまた診察室へ。 ※続きは、こちらをクリック (長すぎて1度にUPできなかった・汗)
by season-maro1
| 2005-10-16 10:44
| 栄えあるオマヌケぴーぷる
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